2012年8月31日(金)
TPP反対を要請
超党派議員代表が政府へ
9月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)での環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明に反対する集会を開いた超党派国会議員の代表は30日、総理官邸で藤村修官房長官に対し要請を行いました。
共産、民主、自民、生活、公明、社民、きづな、みどりの風の各党・会派の議員が、APECや国連総会でTPP交渉参加を表明しないよう要求。日本共産党の紙智子参院議員は、「APECや国連総会の後も参加表明すべきではない」と求めました。
これに対して藤村官房長官は、米国との協議が煮詰まっていないなどとしてAPECで参加表明は行わないと答えました。
要請後の記者会見で民主党の山田正彦氏は、「賛同議員の272名の署名をいただいた。断固阻止したい」と強調しました。