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2012年10月1日(月)

台風17号 農業に深刻被害

共産党が各地で調査

沖縄

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写真

(写真)オクラ農家から被害実態を聞く(左から)まえさと、玉城両氏ら=30日、沖縄県八重瀬町

 台風17号は29日から30日にかけて沖縄各地に大きな被害を残しました。県内では一時、全世帯の半数を超える33万戸が停電。30日午前8時現在で13万5000戸が停電したままでした。

 日本共産党は30日、議員を中心に各地で被害実態を調査。「電柱が十数本折れた」(伊平屋村)「コンビニの屋根が落ち、商品が散乱している」(北谷町)「強風による塩害でニンジンが全滅した」(渡名喜村)「サトウキビや野菜、果樹などに3億円以上の被害がでた。県道の崩落で農業用水送水管がむき出しになり送水を停止した」(宮古島市)など、深刻な声が寄せられました。

 まえさと保衆院4区予定候補は、玉城ノブ子県議、大城一雄農民連事務局長、玉城武光八重瀬町議と糸満、豊見城、八重瀬各市町を現地調査しました。

 八重瀬町具志頭のオクラ農家は「毎日40、50キロ出荷していた収穫最盛期のオクラが壊滅した。例年なら12月まで出荷していたのに」、糸満市名城の菊農家は「10月の出荷を控えた菊が塩害で壊滅した。お正月用の菊の出荷の見通しも立たない」と深刻な面持ちです。

 まえさと氏は「被害農家へ生産費の補助など具体的な支援が必要。国や県に激甚災害指定を求めたい」と語りました。


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