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2012年10月20日(土)

政党助成金 8党に37億円

民主・国民新・大地請求見送り 共産党は拒否

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 消費税増税や復興予算の流用問題への怒りが渦巻く中、自民、公明、みんな、社民、新党きづな、たちあがれ日本、新党日本、新党改革の8党が19日、2012年の政党助成金(年総額320億1433万円)の3回目交付として計37億3804万円を受け取りました。

 民主、国民新、新党大地・真民主の3党は、赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立の見通しが立たないとして総務省への交付の申請(3党で42億6554万円)を見送りましたが、同法案が成立すれば申請する方針。12月20日までに申請すれば今回交付分の受給は可能です。

 政党助成金の原資は国民1人あたり年250円の税金。支持政党にかかわりなく国民の税金を各党が山分けするなど、憲法が保障する思想・信条の自由に違反する制度です。政党本来の財政は、国民との結びつきを通じて自主的につくるべきものです。こうした立場から日本共産党は一貫して政党助成金の廃止を主張し、受け取っていません。

 3回目の各党の受取額は次の通り。(千円以下切り捨て)

 自民党25億3850万円▽公明党5億6979万円▽みんなの党2億7957万円▽社民党1億9092万円▽新党きづな5189万円▽たちあがれ日本4344万円▽新党日本3400万円▽新党改革2990万円


 政党助成金 1994年の「政治改革」関連法で小選挙区制とセットで導入され、95年から実施。最近の国勢調査の人口に250円を掛けて年総額が算出されます。1月1日現在の所属国会議員数と直近の総選挙、過去2回の参院選の得票率をもとに、受け取りを届け出た政党の年間交付額が決まり、申請した政党に年4回(4、7、10、12月)に分けて交付されます。

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