2012年11月7日(水)
TPP 暮らし・食壊す
官邸前アクション
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市民団体や個人の実行委員会でつくる「STOP TPP! 官邸前市民アクション」が6日、東京都千代田区の首相官邸前でおこなわれ、参加者は「暮らしを壊す、食を壊すTPPいらない」と唱和しました。
実行委員会の呼びかけ人の内田聖子さん(アジア太平洋資料センター)は、野田内閣が国民的議論をへてTPP参加の判断をするとしながら、政府の説明の場は全国で9カ所だけだったことを紹介し、「怒りと絶望を感じる」とのべました。18日に始まる東アジア首脳会議(サミット)に出席する野田佳彦首相が、オバマ米大統領と同席する機会にTPP交渉に参加表明をする危険性を指摘しました。
全国食健連の坂口正明事務局長は、20日午後6時から日本経団連前などでTPP交渉参加反対の緊急行動を呼びかけました。
参加者は「TPP交渉への参加の“入場料”としてBSE(牛海綿状脳症)で米国産牛肉の輸入緩和をする政府の動きをはね返そう」「TPP参加で日本の医療制度が壊される」などと訴えました。
日本共産党の紙智子参議院議員は、激励と連帯のあいさつをしました。