2012年11月13日(火)
公債特例法案
解散の駆け引きにするな
市田書記局長が会見
|
日本共産党の市田忠義書記局長は12日、国会内で記者会見し、民主党が2012年度予算の減額補正に応じれば、自公両党が公債特例法案に賛成するなどとして3党が密室談合を行うことについて問われ、「公債特例法案は、消費税増税を前提とした今年度予算を担保するものであり反対だが、この法案を解散・総選挙の駆け引きにもてあそぶことは許されない」と述べました。
また、予算案が通れば、自動的に公債が発行できるようにすべきだとの議論がされていることについて「財政法は野放図な財政支出を抑えるために、戦費調達のために国債が発行された戦前の教訓の上にたってつくられたものだ。赤字国債は異例中の異例であり、予算案と切り離して議論することは財政の民主主義的なあり方の基本だ」と指摘。「そうしたことを議論もせず、3党の密室談合で進めていこうというのは国民不在の政局的駆け引きにもてあそぶことであり許されない」と述べました。