2012年11月29日(木)
TPP阻止へ一緒に
JA山梨会長 志位委員長 がっちり握手
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28日に山梨県昭和町で開かれた日本共産党演説会で、JA山梨中央会の廣瀬久信会長が来賓あいさつしました。万雷の拍手で迎えられた廣瀬氏は、「TPP(環太平洋連携協定)の問題で、共産党とJAグループは同じ目的を持っています」と発言しました。
廣瀬氏は新党の乱立にふれ、「国民そっちのけの論争をしている」と指摘。「日本共産党だけは90年の歴史の中で一貫して主張を変えない。特に政党助成金を共産党だけが受けていないのは、たいへん立派なことだ」と語りました。
TPPについて、民主党が“最後には内閣が決める”としていることをあげ、「日本の国の憲法は主権在民です。民主党のみなさんはこれを見誤っている」と批判。自民党についても「(安倍晋三総裁が)『部分的に抜けば賛成だ』というのはTPPの内容をよく勉強していない」として、「“農業問題だけを抜いてアメリカと協力する”といったって、それはだめなんですというのがTPPです。自民党の安倍総裁のいっていることも、ちょっとわれわれには納得のいかない面もあります」と述べました。
そのうえで、「一緒にぜひTPPを阻止していこうではありませんか。(演説会開会前の懇談で)志位委員長も『共産党はがんばるからJAグループもがんばれ』といってくれました。私も勇気100倍になります」と語り、大きな拍手に包まれました。
演説会開会前、廣瀬氏は日本共産党の志位和夫委員長とTPP阻止の共同をめぐって懇談し、がっちり握手しました。