2012年12月2日(日)

ＪＡ青森グループ　共産党候補を初推薦

　青森県のＪＡグループでつくる県農協農政対策委員会（委員長・岡山時夫ＪＡ青森中央会会長）は１１月３０日、衆院選（４日公示、１６日投開票）で、日本共産党の高橋ちづ子衆院東北ブロック比例候補＝前＝と全小選挙区候補（４氏）の推薦を決めました。

　ＪＡグループが、共産党候補を推薦するのは初めて。推薦の基準に、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）参加反対の政党、候補とすると示していました。推薦する計１２人のうち、比例候補は高橋候補のみ。民主党の４候補の推薦は見送られました。

　「東奥日報」（青森市）は「県内農協グループ　反ＴＰＰの１２人推薦　民主見送り、共産は初」、「陸奥新報」（弘前市）は１日付１面で「本県ＪＡグループ　共産候補を初推薦｣と報じました｡

（写真）支所の入り口に張られた党のポスターと演説会チラシ＝11月28日、山梨県甲州市内

　日本共産党の申し入れに応え、「ＴＰＰ断固阻止」の党ポスターを事務所入り口に張り出してくれるＪＡ支所が山梨県内各地で広がっています。

　ＪＡフルーツ山梨（中山仁組合長・山梨市、甲州市）の各支所では、志位和夫委員長を迎えて開いた党演説会（１１月２８日）の案内チラシも並べて張り出されました。サクランボで有名なＪＡこま野（小池通義組合長・南アルプス市）でも、市内各地の支所の玄関等にポスターが張られました。