2013年1月11日(金)
「核兵器のない世界へ」行動
3・1ビキニデー 非核と9条輝く日本を
日本原水協が学習パンフ作成
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は10日、「3・1ビキニデー」諸行事の意義や日程が載っている学習パンフレット『核兵器のない世界へ 非核と9条輝く日本を』(写真)が完成したことを明らかにしました。
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1954年3月1日、アメリカは中部太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で水爆実験を行いました。マグロ漁船「第五福竜丸」をはじめ近海で操業していた日本漁船の船員や、マーシャル諸島島民などに広範な被害をおよぼしました。
パンフは、アメリカが起こしたビキニ事件に対して、日本国民の反核平和の願いが爆発し、原水爆禁止運動の出発点となった歴史をのべています。
今年の「3・1ビキニデー」について、「核兵器のない世界」を求める世界の流れを加速する「行動するビキニデー」だと強調しています。安倍・自公政権がすすめる憲法改悪に「ノー」を突きつけ、核兵器全面禁止をリードする国に変える出発の場にしよう、と訴えています。
また、原発ゼロを求め、環太平洋連携協定(TPP)参加に反対するなど、安全、暮らし、未来のために行動する全ての運動と「連帯するビキニデー」だとしています。
パンフは、「核兵器全面禁止のアピール」署名が約254万人から寄せられるなど、日本全国で取り組んでいる草の根のたたかいを紹介しています。国連総会第1委員会で、非核保有国34カ国とオブザーバー国家のバチカンが、核兵器の非人道性に懸念を表明する共同声明を発表したことなども、写真や図をふんだんに使って紹介しています。
パンフは、B5判カラー16ページ、頒価200円。問い合わせ先=日本原水協 電話 03(5842)6031
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