2013年1月18日(金)
JA全中 TPP交渉参加阻止へ方針
参院選「反対派候補勝利が重要」
全国農業協同組合中央会(JA全中)は17日開いた理事会で、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加を阻止する運動を広げることを確認しました。夏の参院選挙では「TPP反対派の候補が圧倒的に勝利することが極めて重要だ」として、農協の政治運動組織と連携した取り組みをするとしています。
同理事会では、TPP問題について、財界の交渉参加にむけた強い圧力や全国紙のTPP推進の報道とともに、安倍晋三内閣が“司令塔”と位置づける経済財政諮問会議にTPP推進派の民間議員が4人選ばれていることに警戒を表明。「与党への徹底した働きかけ」として、TPP反対派議員を拡大するための運動とともに、TPP反対の共同運動をしてきた生協や消費者・市民団体、日本医師会など「ネットワーク団体との連携強化」に取り組むとしています。