2013年1月28日(月)
「農漁業守ろう」 組合長らと
北海道3市町新春の集い
紙参院議員が懇談
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北海道登別市、伊達市、洞爺湖町で27日、日本共産党の新春の集いが開かれ、計290人が参加しました。夏の参院選で3期目を目指す紙智子議員が3会場を駆けめぐり、「私を含め比例代表5人の党候補の全員勝利のため全力でたたかい抜きます」と決意を表明。森つねと北海道選挙区予定候補がメッセージを寄せました。
紙議員は、24日の参院農水委員会で林芳正農水相と初対決し、環太平洋連携協定(TPP)問題の見解をただしたと報告。「TPP交渉に参加したら途中で抜け出すことはできない」と強調しました。
自民党内のTPP参加の即時撤回を求める会の動きにふれ、「自民党が参院選で打撃を受けないようにしようという構図にごまかされてはいけない。共産党を伸ばすことが必要です」と支援を呼びかけました。
登別市では、小笠原春一市長がメッセージを寄せました。洞爺湖町では、綱嶋勉教育長、JAとうや湖の石川修一組合長、いぶり噴火湾漁協の福島浩二副組合長があいさつしました。
洞爺湖町での集いに先立ち、紙議員は石川組合長、福島副組合長と懇談し要望を聞きました。
石川組合長はTPPに関し「農業、地方産業が壊滅する。完全自由化は阻止したい」と述べた上で、「農業は働きの割に所得が低いことが問題。国は国民の食料を守る点で支援してほしい」と訴えました。福島副組合長は、漁業の経営難による後継者不足が深刻だとして「日本の漁業をしっかり守るという漁民には、国策として補助してほしい」と要望しました。