2013年2月6日(水)
日米会談でTPP参加表明 許さない
官邸前アクション
|
「日米首脳会談でTPP参加表明は許されないぞ」。今月下旬にアメリカで予定されている日米首脳会談で安倍晋三首相が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明をねらうなか、市民団体の実行委員会による「STOP TPP!!官邸前アクション」が5日、首相官邸前でおこなわれました。
「農家から聞いて初めて参加しました。食べるものが心配です」という男性(32)ら200人をこえる参加者は、「くらしを壊すTPPはいらない」と声をあげました。
実行委員の内田聖子さん(アジア太平洋資料センター)は、財界から“2月の日米首脳会談で参加表明せよ”との圧力がかかっていると指摘。「交渉参加阻止の運動を広げよう」と訴えました。
日本医療労働組合連合会の山田真巳子委員長は、TPP交渉参加で「国民皆保険が壊されれば、お金のない人は治療を受けられなくなる。安心して医療を受けられるよう、地域の人たちと運動したい」と話します。
日本共産党の紙智子参院議員がTPPに反対する国会論戦を紹介しながら、連帯のあいさつをしました。
米国や、一部の多国籍大企業のために国民生活が犠牲になるTPPの危険を告発する同アクションは、昨年8月にはじまりました。今年は毎月第1火曜日を行動日にし、今回で11回目になります。