2013年2月14日(木)
被爆者ら抗議の座り込み 広島
県原水協と被団協
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広島県原水協(大森正信筆頭代表理事)と県被団協(金子一士理事長)は13日、北朝鮮の3回目の核実験に抗議し、広島市中区の原爆碑前で座り込みをしました。約60人が参加し、抗議決議を採択しました。
決議は(1)北朝鮮が直ちに核兵器の開発・実験計画を放棄する(2)すべての核保有国が核兵器禁止条約の交渉開始に積極的な役割を果たす(3)日本政府が被爆国として同条約の交渉開始へイニシアチブを発揮する―ことを要求。北朝鮮など核保有国と日本政府へ、それぞれ決議を送りました。
県原水協の高橋信雄代表理事、県被団協の大越和郎事務局長、県労連の川后和幸議長、広島市原水協の中本康雄筆頭代表理事がそれぞれあいさつ。高橋氏は「人類が核の脅威から逃れるには、核兵器を全面廃絶する以外にない」と訴えました。
県被団協(坪井直理事長)や県原水禁、連合広島などでつくる核兵器廃絶広島平和連絡会議も同日、原爆碑前で座り込みました。