2013年2月28日(木)

ＴＰＰ阻止　拡大行動

３月５日官邸前　幅広い共同で

　安倍晋三首相が、オバマ米大統領との会談で、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉への参加へ大きく踏み出す意向を表明したなか、「ＳＴＯＰ　ＴＰＰ!!　官邸前アクション」は３月５日（午後５時から８時まで）に緊急拡大行動をおこないます。

　官邸前アクションは当初、７氏の呼びかけで始まりました。緊急行動では、市民団体、労働組合、農民団体、女性団体の代表ら１９氏が呼びかけ人になっています（２７日現在）。

　呼びかけ文では、国民の多数がＴＰＰ交渉参加に反対し、地方議会の９割以上が反対・慎重の決議をあげていることを無視して、交渉参加に踏み出すことは「民主主義への冒瀆（ぼうとく）」「有権者・住民への裏切り」だと批判。安倍首相や政府に対し、ＴＰＰに関する６項目の公約を守り、その実現が確認されない限りＴＰＰ交渉への参加をしないことを強く訴えるとしています。

　呼びかけ人には、全労連の小田川義和事務局長、農民連の白石淳一会長、全商連の岡崎民人事務局長、全日本民医連の長瀬文雄事務局長と伴香葉事務局次長、新日本婦人の会の笠井貴美代会長、主婦連合会の山根香織会長、首都圏青年ユニオンの河添誠・青年非正規労働センター事務局長、日本消費者連盟の山浦康明共同代表、大地を守る会の野田克己管理本部長、パルシステム連合会の堀田澤義人広報部長らが新たに加わっています。