2013年3月17日(日)
全国でいっせいに抗議 群馬で紙氏ら
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安倍首相のTPP交渉参加表明から一夜明けた16日、日本共産党は議員・予定候補者を先頭に全国で抗議・撤回を求めて街頭に立ち、各団体もいっせいに抗議の声をあげました。
日本共産党の紙智子参院議員(比例予定候補)と店橋(たなはし)世津子参院群馬選挙区予定候補は16日、党群馬県女性後援会と前橋市内のショッピングモール前で宣伝し、安倍首相の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明に抗議しました。参加者は横断幕、のぼり旗を手にアピール。「しんぶん赤旗」号外を市民に手渡しました。
紙氏は、農業や医療だけでなく日本経済に打撃を与えるTPP参加は許されないとのべ、「全国の手本となっている群馬の学校給食での地産地消のとりくみも『自由な競争を妨げる』とされてしまうのがTPPの原則です。一部の多国籍企業のもうけのために、国民に不利益を押し付けるやり方は間違いだ」と批判。「参院選で日本共産党を大きく伸ばしていただき、危険な方向に歯止めをかけるために力を合わせましょう」と訴えました。
店橋氏は、TPP問題をめぐって、県内でもJAなどさまざまな団体・個人との共同が広がっていることを紹介し、「『食の安全や雇用を守り、充実させよ』の声を安倍首相に突きつけよう」と呼びかけました。