2013年4月7日(日)
風雨つき「ストップTPP」
県民緊急集会に1000人
滋賀
穀田衆院議員 国会論戦紹介
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安倍晋三首相が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を表明したことに対し、滋賀県から反対の声をあげようと、「ストップTPP!県民緊急集会」が6日、大津市で開かれました。
県農業協同組合中央会(JA滋賀中央会)や県医師会、県町村会、日本共産党県委員会など県内の222団体と個人でつくる「TPPから県民のいのちと暮らし/医療と食を守る県民会議」が呼びかけ、激しい風雨をついて約1000人が参加しました。
「政府に対して、TPP交渉参加に向けた取り組みを断念」し、「参加しないことを強く要求」する集会宣言を採択しました。
主催者を代表して「県民会議」代表世話人の万木(ゆるぎ)敏昭・JA滋賀中央会長は「食の安全、安定供給が懸念される」と述べて、運動のいっそうの強化を呼びかけ、笠原吉孝・県医師会長は、国民皆保険制度を守り抜く決意を表明しました。
日本共産党の穀田恵二国会対策委員長・衆院議員は、国会の論戦を紹介し、TPP交渉参加の撤回を求めて奮闘する決意を述べました。日本共産党の山下芳生書記局長代行・参院議員がメッセージを寄せ、奥谷和美県委員長、坪田いくお参院選挙区予定候補らが参加しました。集会後2コースに分かれてデモ行進し、市民にアピールしました。