2013年4月13日(土)
北朝鮮に挑発中止要求
国連総長・米大統領が会談
【ワシントン=山崎伸治】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は11日午後、ワシントンのホワイトハウスでオバマ米大統領と会談しました。終了後の共同会見で両氏は、朝鮮半島情勢に強い懸念を表明。北朝鮮に対し、挑発行為をやめるよう求めました。
潘氏は、オバマ氏が事態に対して韓国、中国と連携して節度を守った対応をしていると評価。「何よりも緊張の度合いを下げねばならない」として、6カ国協議参加各国が協力するよう求めました。
オバマ氏は「われわれは引き続き問題を外交的に解決するよう努める」と表明。同時に「米国は自国民を守るため、地域の同盟国に対する責務を果たすため、必要なあらゆる手段をとる」ことも強調しました。
会談で両氏は朝鮮半島情勢のほか、シリア情勢や中東和平、気候変動問題、国連改革などについて話し合いました。