2013年4月16日(火)
「維新」 パー券販売にノルマ
当選回数×20枚 総額5440万円
日本維新の会は6月6日に東京都内のホテルで開く政治資金パーティーについて、所属国会議員にパーティー券の販売“ノルマ”を課しています。
維新が党として政治資金パーティーを東京で開くのは初めてで、会費は2万円。橋下徹共同代表(大阪市長)も出席し、規模は1000〜1500人としています。
所属国会議員への案内には、「※原則として、当選回数×20枚となります」と割り当てが記されています。
維新の全国会議員の当選回数を全て足すと136回。割り当ては、2720枚分に達し、想定の規模を大幅に超えます。国会議員団に課せられた“ノルマ”総額は5440万円。一番多いのは平沼赳夫代表代行で440万円。次いで石原慎太郎共同代表の400万円。当選1回の新人議員は、身銭を切って“上納”するのではないかとの話も漏れ聞こえてきます。
橋下氏は、パーティー券を購入してもらう形での企業・団体献金を認めてきました。そもそもパーティー券の割り当ては自民党の派閥パーティーでも行われてきました。
自民党と何ら変わらない体質があらわになった維新のパーティー計画です。(良)