2013年4月23日(火)
農地を荒らして強い農業なんて
奈良 TPP反対県民決起集会
|
「TPP(環太平洋連携協定)断固反対」の唱和が21日、奈良市内で響きました。
奈良県労働組合連合会や新日本婦人の会県本部、奈良民医連など7団体が呼びかけた奈良県民総決起集会に300人が参加し、集会後、2台のトラクターと農業用軽トラックなどの車両を先頭にパレードしました。
各団体代表が決意表明。森本吉秀県農民連会長は「奈良県のお米が全国第2位の高い評価を受けたように、農民は農地を守るために頑張っている。農地の荒廃を許しながら強い農業をつくることは絶対にできない」と強調。青山哲也県保険医協会副会長は「混合診療の推進で国民皆保険が崩され、お金持ちだけの医療になることを危惧している。声をあげてたたかいぬこう」とよびかけました。
TPP断固反対の一点で多くの県民各層と手をつなぎ、最後までたたかうとの集会宣言を採択しました。
日本共産党の谷川かずひろ参院選挙区予定候補は「自民、公明の暴走にストップをかけるために全力で立ち向かう」と訴えました。
県医師会、県畜産農業協同組合、県森林組合連合会、県生協連4団体から連帯メッセージが寄せられました。