2013年4月24日(水)
核兵器禁止 ともに
NPT再検討会議準備委会場 被爆写真展
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2015年核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた第2回準備委員会が開幕した22日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部アセンブリーホール前で、被爆写真展「核兵器のない世界へ ヒロシマ・ナガサキはよびかける」がはじまりました。原水爆禁止日本協議会(日本原水協)が国連軍縮室などの協力を得て開いているもので、被爆の実相を伝えようと開かれました。
オープニングには、各国NGOの代表や政府代表ら約50人が参加し、被爆者の藤森俊希さん(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長)が被爆の体験を交えながら、核兵器の禁止を訴えました。
国際平和ビューローのインゲボルグ・ブレイネス共同会長、スイス政府外務省のレト・ウォイエンマン核軍縮不拡散部会副責任者も、それぞれ被爆の実相を伝える日本原水協や被爆者の取り組みをたたえました。
主催者代表としてあいさつした日本原水協の高草木博代表理事は、核兵器がひとたび使われれば、その人道的影響はとどまるところを知らないと述べ、「ノーモア・ヒロシマ、ナガサキ」の被爆者の思いを共有し、核兵器全面禁止のためにともに行動してほしいとよびかけました。
24日からは、ジュネーブ大学でも地元のNGOなどの協力で、原爆展が開催されます。