2013年5月8日(水)

２０１３国民平和大行進

核兵器ない世界を東京・夢の島出発

（写真）核兵器の廃絶を求め、広島に向けて出発する2013年国民平和大行進＝６日、東京都江東区

　「核兵器のない世界、憲法９条と非核三原則の輝く日本へ」をスローガンに「原水爆禁止国民平和大行進２０１３」（同実行委員会主催、東京―広島コース）が６日、東京都江東区の夢の島から出発しました。１２００人が参加。「核兵器のない世界をつくろう！　被爆者の思いを受け継ごう！　いいね」と親指を立てながら唱和し、東京都内を行進しました。

　第五福竜丸展示館前で開かれた出発集会は、第五福竜丸平和協会、日本原水爆被害者団体協議会、日本山妙法寺、日本青年団協議会の代表がそれぞれ連帯あいさつ。被爆者や青年がリレートークしました。

　東友会（東京都原爆被害者団体協議会）の山本英典副会長（８０）は「被爆者は８０歳をこえてもたたかわなくてはいけない。核兵器がなくなっていないからだ。大行進を成功させて核兵器廃絶の世論を広げよう」と訴えました。

　フィリピンから参加したマラヤ・ファブロスさん（３４）ら、通し行進者４人が決意を語りました。

　「国民平和大行進」の（北海道―東京コース）が同日、北海道礼文島を出発しました。