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2013年5月28日(火)

沖縄・名護 市長選に稲嶺市長出馬

「辺野古に基地造らせない」

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(写真)記者会見で立候補を表明する稲嶺ススム名護市長=27日、沖縄県名護市

 「辺野古(へのこ)の海にも陸にも基地は造らせない」と、沖縄県名護市辺野古への新基地建設反対を貫く稲嶺ススム名護市長(67)は27日、来年1月の市長選への立候補を正式に表明しました。

 稲嶺氏は、立候補の決意に至る一端として、県民心情を無視したオスプレイの強行配備や辺野古埋め立て申請強行などをあげ、「政府の沖縄に対する無慈悲な仕打ちや強硬姿勢に強い危機感を持っている」と語りました。

 2010年、基地容認の島袋吉和前市長を破った稲嶺氏の初当選以来、新基地建設をめぐる県内世論は大きく変化しました。

 稲嶺氏は「『県内移設』反対は今や県知事・県議会をはじめ全ての市町村長・議会決議に表されるように、まさに“オール沖縄”の意志だ。この3年間で沖縄の良心がつくり出した大きな流れを止めてはならない。変えてはならない」と2期目をめざす決意を訴えました。

 渡具知武明(とぐち・ぶめい)後援会長、比嘉祐一市議会議長らが必勝を訴え、日本共産党からは具志堅徹市議が駆け付けました。

 市長選には基地容認派が候補擁立を進めているものの、候補者選定が遅れています。


 稲嶺氏の略歴 1945年、名護市生まれ。琉球大卒。72年、名護市役所入りし、総務部長、収入役を歴任。2004年〜08年、市教育長。


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