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2013年5月31日(金)

TPP阻止へともに 道農業会議会長ら

紙議員と懇談

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(写真)北海道農業会議の代表(右側)の要請をうけ懇談する紙議員(左端)=30日、参院議員会館

 2013年度全国農業委員会会長大会の決議を受けて、北海道農業会議の岡村雅敏会長と小林雅之副会長など代表は30日、国会に日本共産党の紙智子参院議員を訪ね、環太平洋連携協定(TPP)問題と農業振興策について懇談しました。

 岡村会長は「TPPで北海道は大変な打撃となり心配だ。安倍内閣がむちゃな方向に進まないようお願いしたい」とのべ、TPP参加中止と農業後継者対策、農地売買への助成などを要請しました。日高地方農業委員会連合会の会長も務める小林副会長は、特産の競走馬「軽種馬」もTPPで打撃となることを紹介しました。

 紙氏は「北海道は、農業関連産業も含め地域経済が大変になる。みなさんとともに阻止のため頑張っていきたい」と応じました。投機をあおり財政危機を深刻化させる安倍内閣の経済政策や大間原発建設再開の危険に話が及び、賃金引き上げや農林水産業の振興など内需主導の景気回復策こそが大切だと話し合いました。


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