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2013年6月23日(日)

決意の4000人 北海道上川管内総決起大会

TPPから地域経済守ろう

大門議員あいさつ

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(写真)北海道上川管内から4000人が集まった総決起大会=22日、北海道旭川市

 環太平洋連携協定(TPP)から北海道上川管内の地域経済を守る総決起大会が22日、旭川市で開かれ、管内23市町村から4000人が集まりました。

 TPP上川地方対策連絡協議会(上川地方総合開発期成会、上川地区農業協同組合長会、全上川農民連盟)が主催。道上川総合振興局や道農協中央会旭川支所など管内27団体が共催しました。

 各党を代表して国会議員などがあいさつしました。

 自民党の今津寛衆院議員は、来月から始まる交渉では「守るべきものは守る姿勢は変わらない」と強弁。会場から「何を守るんだ」「うそをつくな」の声が上がりました。

 民主党の佐々木隆博前農林水産副大臣は「皆さんと思いは同じ」と語りTPPの問題点を指摘しましたが「交渉参加反対」とは口にしませんでした。

 日本共産党の大門実紀史参院議員は、「安倍首相は国益を守ると言うが重要品目が守られる保証は何もない」と指摘。「TPP参加は断固阻止しなければならない。大義は私たちの側にある」と訴え拍手に包まれました。

 日本共産党の真下紀子道議も来賓として出席。紙智子参院議員の代理(秘書)も参加しました。

 関係団体からは、「道農業が壊滅的な打撃を受ければ地域経済に大きな影響がある」などの意見が出されました。

 大会決議は、政府がTPP交渉参加を表明したことは極めて遺憾と表明し、地域経済や道民生活に支障が生ずるときには交渉から脱退するなど万全の措置を強く求める、としています。


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