2013年6月23日(日)
TPP 参加撤回までたたかう
JA新ふくしま集会に1800人
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環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を政府が断念するまで徹底して運動を広げようと22日、JA新ふくしま(福島市、川俣町)は福島市で決起集会を開きました。幅広い1800人余が参加し、交渉参加阻止へ決意があふれました。
同市北矢野目の同JA本店前会場には、開会前からJA組合員・労働者のほか農業関係団体、消費者団体、民主団体の人たちが集結。横断幕やムシロ旗、プラカードなどで埋まりました。日本共産党の、いわぶち友参院福島選挙区候補が参加者を激励。阿部裕美子県議が壇上であいさつし、党福島市議らも紹介されました。
主催者あいさつした同JAの菅野孝志組合長は「TPP参加は国の基本的枠組みを変えてしまうものであり、阻止するため国民的運動に盛り上げていこう」と強調しました。
各団体からも「TPP参加で日本農業を壊滅させたら地産地消、添加物はどうなるか不安」(消費者)、「貧困と格差を広げ、地域医療をも破壊する政治災害であり、反対を貫く」(県労連)など決意を込めた発言が相次ぎました。
「(TPP参加撤回まで)徹底してたたかい抜く」との特別決議を採択し、市内をデモ行進しました。