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2013年6月30日(日)

TPP反対の声一つ 高橋議員あいさつ

宮城県大崎市

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(写真)「がんばろう」とこぶしを上げる参加者=28日、宮城県大崎市

 宮城県大崎市で28日、TPP(環太平洋連携協定)参加断固阻止大崎地方大集会が開かれました。600人の参加者は、自民党安倍政権がTPP交渉参加を決めたのは、断じて許されない公約違反だと批判し、即刻TPP交渉参加を撤回・断念するよう求める決議を採択しました。

 大崎市議会(定数34)の日本共産党の議員を含む17人の市議が参加する「TPP参加を止めさせたい大崎市議会議員の会」が主催し、JAや生協など60団体が賛同しました。

 同会の佐藤勝会長は、大崎市議会が3度にわたって反対決議を上げていることを指摘し、「公約を守れないなら、やめてもらわなければならない」と強調しました。伊藤康志大崎市長は、震災復興への不安や懸念をあげ、TPP参加反対を表明しました。

 4人の国会議員があいさつし、日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は、協議そのものに入らない道しかないと強調。TPPで利益を得るのは、1%の多国籍企業や投資家だけであることを指摘し、「日本共産党は、政党と議員個人(の主張)が一致する政党です。絶対阻止のために皆さんと力を合わせて全力でがんばります」と語りました。

 自民党の2議員は、党内の「TPP交渉における国益を守り抜く会」で活動していると話し、民主党の議員は重要5品目と食品の安全を守ると強調し、いずれもTPP参加を前提にしたあいさつをしました。


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