2013年7月2日(火)
TPP参加阻止しよう
北海道 新篠津村で村民集会
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北海道・石狩平野の水田地帯にある新篠津(しんしのつ)村で6月30日、「TPP(環太平洋連携協定)参加阻止村民集会」が開かれ、村民人口の1割近くにあたる300人以上が参加しました。農協が主催し、村、村議会、農業委員会、土地改良区、商工会が共催団体に加わりました。
東出輝一村長はあいさつで、「7月の参議院選挙では、どの政党、どの候補が地域を大事にする本物なのか見極めなければなりません。あきらめず、ねばり強く運動をすすめましょう」と呼びかけました。
立教大学の郭洋春教授は講演の中で「TPPの本質は日本の社会を、アメリカ企業が闊歩(かっぽ)する社会に変えること。TPPに参加しない方が日本は成長できます」と説明しました。
参加者は、農協青年部の福島末光部長が読み上げた「TPP参加断固阻止に関する決議」を採択し、国と関係機関に送付することを決めました。
会場内には「ご一緒に、TPP参加を撤回せよの声を高く上げましょう」という日本共産党の紙智子参院議員のメッセージが張り出されました。