2013年7月3日(水)
公約破りの党退場を
TPP反対官邸前アクション
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市民・農業団体などの実行委員会が毎月呼びかけている「STOP TPP!!官邸前アクション」が2日、首相官邸前でおこなわれ、「参議院選挙では、TPP(環太平洋連携協定)賛成の政党を許すな」と声をあげました。
参加者は「TPPは、農業、中小企業をつぶします。失業者を増やします。震災復興に逆行するTPPは問題外です」と唱和。TPPは、企業の海外移転と産業空洞化がすすむとともに、食の安全基準、医療や共済、雇用など国民生活を守る仕組みも壊されると訴えました。
TPP交渉は、15日からマレーシアで会合が開かれます。国際NGOの一員として参加する予定の内田聖子アジア・太平洋資料センター事務局長(同アクション呼びかけ人)は「TPP反対といって参加した自民党など公約破りをした党は退場してもらわないと困る」と訴えると、参加者は「そうだ」と応えました。
全農協労連の国分博文書記長は、地域の仕事や内需を減らすのがTPPだと告発し、「TPPをやめさせる声をあげていきましょう」と呼びかけました。
日本共産党の紙智子参院議員が“皆勤賞”で参加し、「日本国民はTPP断固反対だと参院選挙で意思を示そう」と訴えました。