2013年7月6日(土)
TPP反対
オール北海道の願い日本共産党へ
旭川・札幌 志位委員長が訴え
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日本共産党の志位和夫委員長は5日、大阪市から空路、北海道入りし、旭川、札幌両市で街頭演説にのぞみ、「比例代表選挙で『日本共産党』と書いていただく方を広げに広げ、全国650万票以上、『農業の守り神』紙智子さんを含む5人全員の当選を勝ちとらせてください」と力強く声を上げました。紙智子比例候補、森つねと北海道選挙区候補がともに訴えました。
演説で志位氏は、北海道に深刻な影響を及ぼす環太平洋連携協定(TPP)を取り上げ、「農業を壊し、国民皆保険を壊し、食の安全を壊し、日本を丸ごと米国に売り渡すTPP交渉を絶対に許すわけにいかない。TPP反対のオール北海道の声を託せる政党は日本共産党だけです」と力説。「道をあげて反対しているTPPに暴走する自民党政治に厳しい審判を下そう」と力いっぱい呼びかけると、「そうだ」「断固阻止だ」のかけ声と盛んな拍手がわきました。
聴衆が札幌・大通り公園の広場を埋めるなど、人垣ができ、輪が膨れました。客待ちのタクシー運転手が窓を開けて耳を傾けている様子も。
旭川市で演説を聞いた女性(49)は「TPPで一番嫌なのは、豊かな作物をつくれる日本なのに、外国産が入ってくることです。TPP交渉参加を撤回させるため、北海道の思いを届けてくれる共産党を押し上げたい」。配管業の男性(65)は「業者なので消費税増税は困る。TPPも一度入ったら、北海道は壊される。民主党に期待した時期もあったが今はもうない。金権にまみれる古い自民党はごめんだ。共産党を応援している」と語りました。