2013年7月24日(水)
亡国TPP交渉ただちに撤退を
各地で宣伝
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環太平洋連携協定(TPP)交渉に安倍晋三内閣が正式参加した23日、“亡国のTPP交渉”から撤退を求める宣伝行動が各地でおこなわれました。
東京・新宿駅西口では、「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)と「STOP TPP!!官邸前アクション実行委員会」が共催。激しい雨も降るなか、「国民の命と健康、雇用を犠牲にし、主権さえ奪うTPP交渉から即刻撤退せよ。日米2国間の並行協議もやめよ」と訴えました。
TPP交渉18回会合のマレーシアの現場でNGO行動をしているアジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長は国際電話で、関税撤廃の枠組みなど厳しい交渉条件となっていると紹介し、「撤退すべきだ」とリポートしました。
主婦連の山根香織会長、保団連の住江憲勇会長、TPPに反対する弁護士ネットの宇都宮健児弁護士(元日弁連会長)、TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の醍醐聰東大名誉教授、国公労連の宮垣忠委員長、農民連の笹渡義夫事務局長らがマイクを握り、「TPP反対をいって当選した国会議員は多い。国民に害があるTPPの交渉撤退は当然だ。共同を広げよう」と訴えました。