「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年7月27日(土)

拉致解決 一刻も早く

衆院特委 被害者家族が要望

笠井議員質問

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 衆院拉致問題特別委員会は26日、北朝鮮による拉致被害者家族からの意見陳述を受け、質疑を行いました。拉致被害者家族連絡会前代表の横田滋さんや早紀江さん、拉致の疑いがある特定失踪者家族の大澤昭一さんらが「国の課題として与野党で対応してほしい」などと述べ、すべての被害者の一刻も早い救出を求めました。

 早紀江さんは「(娘の)めぐみが行方不明になってから36年目に入った。何もいらない。子どもたちを帰してほしい」と訴えました。大澤さんは「10年間何の進展もない拉致問題の北朝鮮交渉の窓口をこじ開け、すべての拉致被害者を救出し家族と再会を実現してください」と求めました。

 日本共産党の笠井亮議員は、拉致問題の解決に向けた政府の取り組みに対しての意見や要望を質問。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福井の会の池田欣一会長は「拉致被害国は16カ国あると聞く。16カ国の会議を熱望する」と発言。特定失踪者家族の藤田隆司さんは「政府で特定失踪者の数字、顔写真を含めた冊子を作り、拉致問題の重大さを伝えてほしい」と要望しました。

 同日、委員会では、すべての拉致被害者の安全確保や即時帰国のための具体的な施策拡充を求める決議を全会一意で採択。決議は北朝鮮の人権侵害を調査する国連の委員会への拉致問題解決への働きかけなど、国際的な協調の強化を求めています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって