2013年7月29日(月)
原水爆禁止世界大会
海外代表 19カ国89人参加
国連と5カ国政府代表含む
8月3日から広島、長崎両市で始まる原水爆禁止2013年世界大会に、国連と5カ国の政府代表をはじめ19カ国から89人の海外代表が参加することが28日までにわかりました。
国連からは、潘基文(パンギムン)事務総長の代理としてアンゲラ・ケイン軍縮問題担当上級代表が参加し、7日の世界大会・長崎開会総会で発言します。
国際政治の舞台で核兵器の非人道性に焦点をあて、核兵器全面禁止の流れを促している国々の政府代表が参加し、発言します。
核兵器禁止条約交渉の即時開始を求めている非同盟諸国からはマレーシア、キューバの代表が参加します。核兵器廃絶をめざす7カ国のグループ「新アジェンダ連合」からは、「核兵器による人道的影響」国際会議の次期開催国メキシコの代表が参加します。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国でありながら、ことし3月に「核兵器による人道的影響」国際会議を主催したノルウェーの代表が参加。マーシャル諸島からはトニー・デブラム副大統領が初参加し、アメリカのビキニ水爆実験の被災から来年で60年となるなか、依然として深刻な被害の実態を告発します。
ことしの世界大会は、核兵器の非人道性を告発する動きを核兵器禁止条約の交渉を求める流れと合流させ、いっそう力強い核兵器廃絶の国際世論を築く運動の出発点となります。また、被爆国にふさわしく、核兵器廃絶の先頭にたつよう日本政府に迫る大会となります。