2013年8月9日(金)
被爆者を見舞う
党国会議員 原爆病院など訪問
長崎
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日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、井上哲士、田村智子の両参院議員は8日、長崎市の日本赤十字社長崎原爆病院と「恵の丘長崎原爆ホーム」を訪れ、被爆者を見舞いました。堀江ひとみ長崎県議が同行しました。
原爆病院で応対した朝長万左男院長は、オスロで開かれた核兵器の人道的影響についての国際会議に参加したことにふれ、ジュネーブでの国際会議で日本政府が「核兵器の人道的影響に関する共同声明」の参加を拒んだことは「はしごをはずされたような思いだ」と感想をのべました。全身に放射線を浴びたため五つのがんが重複して発病する被爆者がいるなど入院被爆者の概況を説明しました。
赤嶺議員が核兵器の非人道性にふれると、朝長院長も「被爆者は“いつかがんになる”という心配が解消されない」と応じました。被爆2世への対策を急ぐ必要があることを話し合いました。
原爆ホームでは、利用者たちの大きな拍手と合唱で迎えられました。赤嶺議員が「訪問するたびに核兵器廃絶への思いを新たにする」とあいさつし、田村、井上両議員が花束などを手渡しました。