2013年9月22日(日)
「TPPは大企業のため」
米市民が反対デモ
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【ワシントン=洞口昇幸】米国の首都ワシントンで20日、環太平洋連携協定(TPP)の交渉・参加に反対する団体や市民がホワイトハウス近くでデモを行いました。参加者は力強く「NO!TPP!」のシュプレヒコールをあげました。
デモは米消費者団体パブリック・シチズンなどの団体が呼びかけたもの。大学生から年配者までプラカードを掲げたり、TPPの危険を表す仮装をしたりして参加しました。
メリーランド州のリチャード・オックスさん(74)は「TPPは大企業が自分たちの利益のために国際貿易を支配し、各国の民主主義を排除するものだ」と力を込めました。
大学生のシェイナ・パースンさん(21)は「日本で同じように反対するみなさんと連帯して、反対の世論を広げてTPPを阻止したい」と述べました。