2013年10月10日(木)
NY市民に「サイン、プリーズ」
核兵器廃絶を求める署名です
国連本部近くで 原水協要請代表団
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【ニューヨーク=島田峰隆】原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の「核兵器廃絶2013年国連要請代表団」は8日午後(日本時間9日未明)、ニューヨーク市内の国連本部近くの広場で「核兵器全面禁止のアピール」署名を呼び掛ける「6・9行動」に取り組みました。
代表団は被爆の実相を伝える組み写真を手に持ち、通行人やベンチで休憩している市民らに「サイン、プリーズ」と署名を訴えました。約40分の行動で35人分の署名が集まりました。
代表団が「核兵器廃絶を求める署名です」と説明すると、「核兵器の存在が人間にとって悪いのは当然。説得するまでもないですよ」と快く応じてくれる人もいました。
被爆の写真を見て署名した市内に住むディミトリ・ディモビッチさん(46)は「核兵器がどんな被害をもたらすのかを考えると、署名しなければと思いました。こうした署名活動は重要ですね」と話していました。