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2013年11月10日(日)

“内部留保で賃上げを”

「とことん共産党」 山下・大門議員語る

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(写真)「とことん共産党」に出演する(左から)山下、大門氏ら

 山下芳生書記局長代行と大門実紀史参院議員は8日、ニコニコ動画の「生放送!とことん共産党」に出演し、「内部留保の1%で月1万円 いまこそ賃上げで景気回復を!」をテーマに語り合いました。

 番組では、日本共産党が一貫して大企業の内部留保を活用し、雇用の安定や賃上げをするよう国会で求めてきたことをVTRで紹介。2009年には麻生太郎首相(当時、現副総理)が「企業の経営判断」と否定していたものの、今では安倍晋三首相が「(内部留保の活用を)私からもお願いしたい」と共産党の主張を認めざるをえなくなってきている姿を映しました。

 山下氏は「内部留保の活用が当たり前のようになった。世の中動いてきている」と発言。「大企業も物が売れずに投資しても先行きが見えないなかで、使い道がなく困っている。賃上げすれば、経済が好循環になり、大企業の経営も健全に発展する」と語りました。

 視聴者から「中小企業には内部留保がない」と書き込みがあり、大門氏は「中小企業には大胆な支援をしないと引き上げはできない」と強調。アメリカやフランスが中小企業支援策とセットで最低賃金を引き上げたことを大門氏が紹介すると、「説得力ある」「こういうところはアメリカを見ならえ」との書き込みもありました。

 山下氏は、大門氏の質問には他党議員からも拍手が起こったと話し、「引き続き党派を超えて応援したくなる質問で政治を動かしたい」と語りました。

 番組の新コーナー「赤旗ナイト」には「赤旗」日曜版の松宮敏樹編集長と田中倫夫副編集長が出演。松宮氏は「楽しんで家族そろって読め、読んだら元気になってもらいたいと思いつくっています」と話し、購読をよびかけました。


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