「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年11月30日(土)

橋下氏関連政治団体の資金集め

パーティー券 誰買った?

出所「透明度」わずか4.2%

昨年1年間1億4000万円

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 「日本維新の会」共同代表を務める橋下徹大阪市長の関連政治団体が、昨年1年間の政治資金パーティーで約1億4000万円の資金を集めながら、実態は極めて不透明であることが、大阪府選挙管理委員会が29日に公表した2012年分の政治資金収支報告書で明らかになりました。

 橋下氏の政治団体「橋下徹後援会」は、約7388万円の収入。そのうち4247万5000円が3回の政治資金パーティーによるものでした。しかし、パーティー券購入者で名前が記載されているのは45万円分を購入した会社役員の1人だけです。

 政治資金規正法では、政治資金パーティーで収支報告書への記載義務のあるのは20万円以上の場合のみです。

 橋下氏が代表の「大阪維新の会」も約2億4901万円を集めています。そのうち「維新政治塾」などの聴講生から集めた「受講料」が1億2361万円。残りの大半にあたる9744万円を政治資金パーティーで稼いでいます。こちらもパーティー券購入者で記載されているのは6企業・団体の548万円にすぎません。

 橋下徹後援会と大阪維新の会がパーティーで集めた計1億4000万円のうち、出所が明らかなのは593万円と、透明度はわずか4・2%です。

 また、両団体で集めた収入総額も約3億2289万円と、前年(約1億5000万円)から倍増させています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって