2013年12月22日(日)
学費引き下げ求める
全学連が宣伝・署名行動
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全日本学生自治会総連合(全学連)は21日、東京・新宿駅前で、高すぎる学費の引き下げ、返済の必要のない給付制奨学金の実現を求める宣伝・署名行動を行いました。全国から参加した学生が、ビラを配布しながら、協力を呼びかけました。
中央執行委員の加藤友志さんは、「日本では、入学した年の学費(入学金と授業料など)が国立でも約80万円と世界一高く、加えて奨学金も返済が必要なものばかりです。私の場合も利子を付けて返さなければなりません」と話し、「お金のあるなしにかかわらず、安心して学べる日本にしていきましょう」と訴えました。
都内の私立大学に通う男性(21)=国立市=は「私の周りにも奨学金を借りている友人が多く、“返すのが大変だ”と話しています。日本の学費はやっぱり高い。下げてほしいですね」と署名しました。
参加者は行動に先だち、全国大学院生協議会(全院協)の代表を招いて、学費と奨学金について学習しました。