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2014年2月15日(土)

JA全中・全漁連・農業会議所

紙氏が懇談 TPP反対、振興ともに

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(写真)全漁連の高浜漁政部長(右から2人目)と懇談する紙氏(左)=14日、千代田区

 日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)は14日、全国農業協同組合(JA全中)、全国漁業協同組合連合会(全漁連)、農業委員会の全国組織である全国農業会議所を訪問し、環太平洋連携協定(TPP)、農業、漁業の振興策などについて懇談しました。

 JA全中では馬場利彦参事が応対。紙氏は参院予算委員会での質問を紹介し、「運動をさらに広げ、なんとしても食い止めたい」と語りました。馬場参事は「日本農業を守るという意味で、(重要5項目を守るとした)国会決議は守ってほしい」と強調しました。

 全漁連の高浜彰漁政部長は円安などによる燃油高騰と水産物価格の低迷、後継者不足、福島原発事故への対応など漁業が直面している課題を指摘。「漁獲物の放射能検査など安全確保にがんばっている漁業者を応援する政策が必要です」と話しました。

 全国農業会議所の柚木茂夫事務局長との懇談では、「各地に根差して活動する農業委員の活動は大事ですね」という紙氏の指摘に柚木氏は、「その通りです。地域の実情にあった農業の振興には農業委員会の存在が不可欠です」と述べ、農業委員への女性の登用など新しい取り組みについて語りました。

 懇談には、日本共産党の有坂哲夫農林・漁民局次長が同行しました。


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