2014年3月1日(土)
新アピール署名の飛躍を
ビキニ被災60年 原水協が全国集会
「被災60年 2014年3・1ビキニデー日本原水協全国集会・全体集会」が28日、静岡市内で開かれました。ビキニデー集会を起点に、8月の原水爆禁止世界大会の成功、来春の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、「核兵器全面禁止のアピール署名」(新アピール署名)で、核兵器廃絶の大きなうねりをつくろうという思いがあふれました。
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集会には1000人が参加しました。安井正和事務局長が基調報告し、行動を提起しました。核兵器全面禁止条約の交渉の開始を求める国際政治への働きかけの強化です。新アピール署名の飛躍をつくりだそうと訴えました。立憲主義の否定など「戦争する国づくり」で暴走する安倍政権に対し、立場の違いを超えて批判が強まっていると指摘。アメリカの「核の傘」に依存する日本政府への批判を発展させようと訴えました。
新日本婦人の会、全日本教職員組合、愛知、神奈川、大阪の参加者が「子どもたちに核兵器のない平和な世界を手渡そう」などと書かれた横断幕を手に登壇。全戸訪問で新アピール署名を広げていることなどを報告しました。
来賓として、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の木戸季(すえ)市(いち)事務局次長と、日本共産党の緒方靖夫副委員長があいさつしました。沖縄・やんばる統一連の吉田務代表が名護市長選について特別報告。海外代表の3氏が発言しました。
この日は、八つの分科会と、「核兵器なくそう青年交流集会」が開かれました。