2014年3月2日(日)
3・1ビキニデー集会開く
核兵器禁止へ行動を
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「ビキニ事件」から60年となった1日、被災漁船「第五福竜丸」の母港、静岡県焼津市で「3・1ビキニデー集会」が開かれました。全国の草の根から立ち上がり核兵器全面禁止にむけて行動しよう、と呼びかけるアピールを採択しました。
原水爆禁止世界大会実行委員会と3・1ビキニデー静岡県実行委員会が主催。2400人が参加しました。
集会では、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)がマーシャル諸島に派遣中の代表団に加わっている第五福竜丸元乗組員の大石又七さんと土田弥生事務局次長が電話でメッセージを寄せました。大石さんは「現地に行き元気になりました。頑張ります」と語り、土田さんは、ロンゲラップ島被災者のレメヨ・アポンさんの「みなさんと一緒にアメリカの道義的責任を追及していきます」とのメッセージを紹介しました。
第五福竜丸元乗組員2人が被災当時を証言。池田正穂さんが登壇し、「(水爆爆発の)ドカンという音がしてびっくりした。白い粉が体中に付き、水で洗った」と語りました。見崎進さんがビデオメッセージを寄せました。
海外代表や参加者が、核兵器廃絶にむけたとりくみや、来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議への決意を発言しました。
県実行委員会代表委員で県原水爆被害者の会会長の川本司郎さんが主催者あいさつし、世界大会実行委員会議長団の安斎育郎さんが主催者報告。中野弘道焼津市長が来賓あいさつしました。