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2014年3月19日(水)

トヨタがロックアウト

インド2工場 労組側は反論

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 【ニューデリー=安川崇】トヨタ自動車のインド子会社がこのほど、賃金交渉の不成立や労働者による操業妨害などを理由に二つの工場を閉鎖しました。労組側は妨害について「事実無根」と反論。対立が続いています。

 この会社はトヨタ自動車が株式の89%を保有するトヨタ・キルロスカル・モーター(TKM)で、従業員数6400人。2工場は南部カルナタカ州バンガロール郊外にあり、合わせて年間31万台の生産能力があります。

 ロックアウトは16日付で発表。期限については触れていません。会社が出した声明は、昇給などをめぐる労組側との協議が10カ月にわたってこう着する中、「労組のあおりを受けた一部の労働者」が故意に生産ラインを停止させたり、上司を脅迫するなどしたため閉鎖に踏み切ったと説明しています。

 これに対しTKM従業員組合(4100人)のプラサンナ・クマル議長は、生産ラインの妨害や脅迫などは「事実ではない」と反論。「1年近くにわたって円満な合意実現に努めてきたが、会社側が応じようとしなかった」と語っています。


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