2014年3月20日(木)
2014年国民平和大行進
核兵器廃絶 今こそ
5月6日出発
核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯をかかげて、被爆地広島、長崎をめざして歩く原水爆禁止国民平和大行進が5月から8月まで、全国でとりくまれます。大行進実行委員会は「核兵器のない世界へ、非核と9条輝く日本へ、すべての人が声をあわせよう」と参加を呼びかけています。
原水爆禁止運動の高揚のなかで1958年に始まった行進はことしで57回目。5月6日に出発する東京・夢の島(東京―広島コース)と北海道・礼文島(北海道―東京コース)を皮切りに、8月4日の広島終結まで、11の幹線コースと全国すべての市区町村を歩くことをめざす網の目の行進がくりひろげられます。雨の日も暑い日も休まず、だれでも、いつでも、どこからでも参加できる行進です。
とくにことしは、「青年行進デー」などをつくって一人でも多くの青年に参加してほしいと呼びかけています。青年や学生の声を集め、平和への思いを発信する場とします。
いま国際政治は、核兵器禁止条約の交渉開始にむけて大きく動いています。核保有国と一部の同盟国が決断すれば交渉は始められます。核兵器の非人道性が多くの国に共有され、ここから廃絶を迫る動きも活発です。被爆70年の節目に開かれる来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議は「核兵器のない世界」の実現が問われる会議となります。
平和行進では、核兵器禁止条約の交渉開始を求める「核兵器全面禁止のアピール」署名を広げながら、8月に開かれる原水爆禁止世界大会への参加を呼びかけます。すべての自治体を訪問し、署名への協力、世界大会への賛同・参加、原爆展開催などを要請します。
核被害者との連帯を訴え、ノーモア・フクシマ、原発ゼロ、被災者支援の声をつないで被災地を歩きます。
安倍政権の“戦争する国づくり”への暴走をストップさせ、非核平和の日本の実現をめざすことも求めます。米軍欠陥機オスプレイの撤去、米軍晋基地建設反対など、平和で安心できるくらしを求める運動に連帯します。
幹線11コース
幹線11コースは次の通りです。
・東京―広島コース 5月6日 東京・夢の島出発 ・北海道―東京コース 5月6日 北海道・礼文島出発 (途中4コースに分かれます) ・和歌山―広島コース 5月8日 和歌山県新宮市出発 ・四国―広島コース 5月9日 高知県土佐町出発 ・沖縄―広島コース 6月1日 沖縄県名護市出発 ・富山―広島コース 6月5日 富山県朝日町出発 ・宮崎―広島コース 6月27日 宮崎県えびの市出発 ・長崎―広島コース 6月28日 長崎市・松山公園出発
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