2014年3月24日(月)
農業再建へ支援求める
大雪災害で田村議員
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日本共産党の田村智子参院議員は12日、災害特別委員会で、2月の大雪災害について質問し、除排雪費用と農業再建へのふみこんだ支援を求めました。
農業支援では、倒壊ビニールハウスの撤去は2分の1を国が負担し、自治体負担と合わせて10割負担の方向です。田村氏は、鉄骨のビニールハウスの場合、単価が安すぎて実際には自己負担が発生するという指摘が山梨県のJA役員から寄せられているとして、単価の見直しを求めました。
農水省は、「農業者の自己負担が発生しないような水準に設定をした」と答弁。田村氏は、「果樹の大型ハウスは構造も倒壊の状態も複雑。実態をふまえるべきだ」と重ねて求めました。また、ハウスのブドウは4月出荷、イチゴは収穫期寸前の被害で、農家は1年間の収入が入らず、重油やローンなどの経費の支払いが必要になることから、更なる支援の検討を求めました。