2014年4月27日(日)
大雪被害支援
改善の声に応えて
塩川氏、ハウス再建で要望
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日本共産党の塩川鉄也議員は15日の衆院総務委員会で、大雪で甚大な被害を受けた農家への支援について、改善を求める農家の声に応えるよう要求しました。その一つが農業共済との兼ね合いの問題です。農業用ハウスの再建支援では、国庫補助が5割に引き上げられ、県と市町村も負担し積極的な措置がとられています。一方、国庫補助が5割を超えないという要件に合わせた措置で、共済金の2分の1が経営体育成支援事業との相殺という形で返却を求められています。すでに振り込まれた栃木市の農家からは「共済を掛けたかいがない」「半分減額は何とも大きい」という不満の声が噴出しています。
農水省の高橋洋大臣官房参事官は「農家がかけた共済金を削っているものではない」と答弁。塩川氏は「農業用施設の災害復旧事業では5割を大きく超える国庫補助がある。なぜ5割で線を引くのか」と指摘しました。