2014年5月4日(日)
NYで新アピール署名
原水協・被団協の代表団
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【ニューヨーク=島田峰隆】核不拡散条約(NPT)再検討会議第3回準備委員会にあわせて当地を訪問している原水爆禁止日本協議会(日本原水協)と日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表団は2日、国連本部近くの広場で「核兵器全面禁止のアピール」署名(新アピール署名)を集めました。
代表団のメンバーらは「子どもたちに核兵器のない世界を」と書かれた横断幕を広げ、ベンチで休憩している人や通行人に「核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名です」と呼び掛けました。観光客なども立ち止まって署名に応じ、30分足らずの行動で42人の署名が集まりました。
署名した市内在住のシルバー・マテオシアンさん(43)は「核兵器については本で読んだだけだが、こんな恐ろしい兵器は廃絶するのが当然だ。この署名はとても良い取り組みだ」と話していました。