2014年5月8日(木)
2014国民平和大行進
平和行進 東京を出発
核兵器廃絶の世論大きく
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被爆地・広島、長崎をめざして歩く「2014年原水爆禁止国民平和大行進」(主催、同実行委員会)が6日、東京・夢の島を出発しました。第五福竜丸展示館前で開かれた出発集会には、800人以上が参加。核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれる被爆70年の15年にむけ、「核兵器廃絶の世論を広げよう」との発言が相次ぎました。
第五福竜丸平和協会、日本原水爆被害者団体協議会、日本山妙法寺、日本青年団協議会の代表が連帯あいさつ。東京に住む被爆者でつくる東友会の家島昌志事務局長らが、リレートークしました。
家島さんは「核兵器は絶対に使ってはいけない。平和行進を盛り上げよう」と訴えました。福島県いわき市から東京都内に避難している小学6年の男子(11)は「原爆も原発もない未来を手渡してください」とのべました。
日本と海外の青年合わせて7人が広島まで「国際青年リレー行進」をおこないます。トップバッターのフィリピンのマギティング・ファブロスさん(33)があいさつ。各地の通し行進者4人と、わかやま市民生協のリレー行進者が決意をのべました。
国民平和大行進は7日、神奈川県入りしました。