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2014年6月10日(火)

「戦争する国」ノーの声大きく

集団的自衛権容認反対 共産党が連日宣伝へ

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(写真)集団的自衛権行使容認を許さないと訴える日本共産党の街頭宣伝。車上は山下芳生書記局長と徳留道信都議=9日、東京・新宿駅西口

東京・新宿 山下氏訴え

 安倍政権が集団的自衛権の行使容認に向け、今国会中に憲法解釈の変更を閣議決定する動きを強めるなか、日本共産党は9日、全国各地で集団的自衛権行使容認に反対する緊急街頭演説を行いました。東京・新宿駅西口では山下芳生書記局長が「『海外で戦争する国づくり』を許さないという声を大きく広げ、安倍政権の暴走をストップさせよう」と訴えました。通行人や若者が次々と足を止め、反対署名やシール投票に応じていました。日本共産党は緊急街頭演説を連日、実施していく予定です。

 「若い皆さん、あなたは海外の戦地で血を流しますか。女性の皆さん、息子や夫、恋人を海外の戦地に送り、血を流させる国を望みますか」。こう訴え、安倍内閣が狙う「海外で戦争する国づくり」の危険を告発した山下氏。「私たち日本共産党は戦前、命がけで侵略戦争に反対した反戦・平和の歴史を持つ党として、安倍首相の暴走に対決する」と力を込め、「国の行く末を最終的に決めるのは国民の声。海外で戦争する国づくりに反対の声をご一緒に大きくあげよう」と訴えました。

 夫婦で山下氏の演説を聞いていた男性(55)=東京都足立区=は「他党の意見もきちんと聞きながら進めないといけない」と述べ、今国会で解釈改憲を閣議決定しようとする安倍政権への疑問を口にしました。


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