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2014年7月1日(火)

自民鳩山氏 断トツ30億円

国会議員 平均所得2281万円

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 衆参両院は30日、国会議員の2013年分の所得を公開しました。1人当たりの平均所得は、前年に比べて275万円多い2281万円で、2年連続の増加。自民党の鳩山邦夫元総務相の所得が約30億円と、公開制度が始まって以降の最高額を更新し、全体の平均額を押し上げました。


 これまでは、笹川堯(たかし)元科学技術担当相の1999年分の所得20億8606万円が最高。

 鳩山氏の所得総額は29億3757万円で、前年の3億3263万円から10倍近く増加しました。昨年2月に亡くなった母親の安子さんからブリヂストン株を相続し、売却したため。

 主要政党の平均所得を比べると、鳩山氏の所属する自民党が2672万円で、7年ぶりにトップに“復帰”。続いてみんなの党2139万円、生活の党2098万円など。

 1年間に増えた土地などの資産を記載する資産補充報告書も併せて公開され、母親からの土地と建物の相続などで27億5711万円の増額となった鳩山氏が断トツでした。

みんな渡辺氏、使途明かさず

 30日公開の2013年の資産補充報告書によると、みんなの党の渡辺喜美前代表が同年に借り入れた額は8000万円でした。借入先や使途について、渡辺氏側は明らかにしていません。

 渡辺氏をめぐっては今年3月、10年参院選と12年衆院選の直前に、化粧品会社DHCの吉田嘉明会長から計8億円を借り入れていたことが発覚し、渡辺氏は4月に代表を辞任。その後の党の調査では、吉田氏以外の5者からも6億1500万円の借り入れがあり、うち1億4500万円が未返済であることが判明しましたが、渡辺氏は5者が法人か個人かなど詳細を明らかにしていません。

 渡辺氏の事務所は13年の借入金に関する時事通信の取材に対し、「法令に従って適正に報告している」と詳しい説明を避けています。


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