2014年7月15日(火)
国会前「閣議決定撤回を」
「次は友人誘いたい」
憲法共同センター
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集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求めて14日夜、国会正門前で抗議行動が行われ、約1200人(主催者発表)が参加しました。アイヌの民族楽器「イオンカ」やドラムを持参してコールを盛り上げる男性も。参加者は「戦争する国絶対反対」「解釈改憲絶対撤回」とコールしました。
主催は、全労連や全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター」です。あいさつした全労連の小田川義和事務局長は、「各地で集会やデモが広がっています。国民の怒りを国会にとどろかせましょう」と訴えました。
「友人も抗議行動に誘いたい」と話す、さいたま市の女性(22)は「普段は政治の話をしない友人も『自分が戦争に連れて行かれるってことだよね。怖いよ』といっています。閣議決定は許せません」と語りました。
医療関係の仕事をしている東京都荒川区の女性(24)は「周りの友人も徴兵制になるんじゃないかと心配しています。解釈で憲法を変えるなんてとんでもない」と話しました。
日本共産党の笠井亮衆院議員が「運動を広げて閣議決定を撤回させましょう」とあいさつしました。
この日は、正午から「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」が衆院第2議員会館前で行動。15日も正午から参院議員会館前で行動します。