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2014年7月16日(水)

百害のTPP とめなければ

紙議員 ネット番組に出演

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 日本共産党の紙智子参院議員は14日夜、インターネット番組「どうなってるの?TPP」に生出演し、環太平洋連携協定(TPP)交渉の問題点や今後について出演者らと語り合いました。番組は、アジア太平洋資料センター(PARC)とIWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)主催。

 紙氏は、TPPには▽農産物の関税を含めて全ての抜本的な関税をなくす▽非関税障壁の撤廃―の二つの原則があると説明。

 「医療、食の安全安心の基準、保険、労働分野など、国民の暮らしのあらゆる分野に関わる問題。アメリカなどを中心とした多国籍企業がもうけを上げるために、その国のじゃまな規制やルールを変えさせようということ。国の主権に関わる問題であり、国の形を変えていく。百害あって一利なしであり、これは絶対とめなければいけない」と話しました。

 さらに「国内でのたたかいと国際的連帯が大事」だと述べ、交渉参加国の中でも難航している状況を説明し、「各国議員に対して情報公開を求めるような取り組みも必要」と強調。国内ではほとんど情報が開示されないながらも、豚肉の関税482円が数十円まで下がるなどの報道が出てきていることを示し「北海道での酪農は大打撃を受ける。影響などを広く知らせていき、安倍首相にそれでもいいのかと突きつける取り組みをもっとやっていきたい」と話しました。


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